物事の両面 2020 2 24

 今や、日本だけでなく、
世界中が「新型肺炎」の流行で悲観的になっていますが、
物事には両面があり、よかった面もあります。
 昨年は、香港でデモ活動が大規模になり、
私は、「このままでは、香港独立運動にまで発展する」と書きました。
 中国も、香港に近い地域に大規模な治安部隊を展開して、
いつ何があってもおかしくないような切迫した状況でした。
 また、アメリカ太平洋艦隊に所属する駆逐艦が、
台湾海峡を通過するというニュースもあったと思います。
おそらく、水面下では、攻撃型原子力潜水艦が同行していたかもしれません。
 万が一、香港の政治運動が独立運動まで激化して、
中国の治安部隊や人民解放軍が「香港突入」となると、
「第二の天安門事件」となり得ると予想する人もいました。
いや、それ以上の惨事になったでしょう。
 さらに、「香港突入」になると、陽動作戦として、
尖閣諸島へ「武装漁民」が大量上陸する可能性がありました。
台湾でも何かが起こったかもしれません。
 しかし、突如、「新型肺炎」が発生したおかげで、
香港に関する政治的緊張や軍事的緊張が緩和の方向に向かいました。
 それにしても、日本の国会は、のんきなもので、
国家の一大事になり得る状況が昨年から続いているのに、
週刊誌の記者がやればいいようなことに夢中になっている現状があります。
「国会議員が全員、週刊誌の記者になってしまった」




















































































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